令和3年度「取手市心からみんなにすすめたい一冊の本推進事業」のご報告

   

出来事
2022年08月09日(火曜日)

「取手市心からみんなにすすめたい一冊の本推進事業」は、県内で初めて導入された「学校図書館-市立図書館連携事業」(サービス名称「ほんくる」)の活用を促進し、子どもたちが多様な本と出合う機会を増やすこと、読書意欲の向上を図ることを目的とした事業です。令和3年度に実施した取り組みは、次のとおりです。

 

学級代表の「みんなにすすめたい一冊の本」を紹介

1.「ほんくる」の使い方を学習する

2.一人一人が「みんなにすすめたい一冊の本」を選び、「おすすめカード」を作成

3.各学級で、学級代表の本を決定

 ●他校の学級代表の本も展示し、他校児童生徒との交流を図る

 ●各学校の代表本は「取手市心からみんなにすすめたい一冊の本」をご覧ください

 ●各学校の最寄り図書館でも、代表本と「おすすめカード」を展示し、市民との交流を図る(展示は終了しました)

4.代表本を読んだ人が「よんだよカード」に感想を書き、市立図書館または学校図書館に提出。「よんだよカード」は代表本を紹介してくれた本人にお渡ししました

 

中学生対抗「心からビブリオバトル大会」を開催

 ビブリオバトルとは、みんなでお気に入りの本を持ち寄り、自分の持ち時間以内にその本を紹介し、読みたくなった本(チャンプ本)を投票で決定する会です。

1.立候補した中学1年生、中学2年生が動画で心からすすめたい本の魅力を紹介

2.審査員が評価し、「最優秀賞」「優秀賞」を決定

 ・最優秀賞 『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』森田 碧/著 ポプラ社

 ・優秀賞 『マインクラフト はじまりの島』マックス・ブルックス/作 北川 由子/訳 竹書房

 ・優秀賞 『スマイルムーンの夜に』宮下 恵茉/著 鈴木 し乃/絵 ポプラ社

 ・優秀賞 『俺の残機を投下します』山田 悠介/著 河出書房新社

 ・優秀賞 『本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません』香月 美夜/著 TOブックス

 ・優秀賞 『僕と君の365日』優衣羽/著 ポプラ社

 

家族部門

児童とその家族が同じ本を読み、一緒に「おすすめカード」を作成する部門です。

1.「うちどく絵本リスト」に掲載されている絵本のうち5冊を読み、特におすすめの1冊を選ぶ

 「うちどく絵本リスト」はこちらをご覧ください。

2.児童と家族がそれぞれ「おすすめカード」に紹介文を書く

3.おすすめカードと「うちどく絵本リスト」に掲載されている絵本を藤代庁舎エントランスに展示しました(展示期間:令和4年3月10日から令和4年4月8日まで)

 

その他

本事業は、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課の「令和3年度『学校図書館の活性化に向けた調査研究』」の研究委託を受けています。

<