うちどくにおすすめの絵本を紹介します(2023年8月)
こんにちは。図書館からのお知らせです。
まだまだ暑い日が続いていますが、読書の秋も近づいてきました。
8月23日は取手市子ども読書の日です。家族でうちどくしませんか?
【今月の絵本】
今月は「みんなが知ってるお話」から「うらしまたろう」を紹介します。
▼『うらしまたろう(日本傑作絵本シリーズ)』
時田 史郎/再話 秋野 不矩/画 福音館書店
むかしむかし、いじめられているかめを助けたうらしまたろうは、お礼に竜宮城に招待されます。そして……。
【ふしぎな水の世界のおはなし】
▼『ヴォドニークの水の館』
まき あつこ/文 降矢 なな/絵 BL出版
ヴォドニークとはカッパに似た水の妖怪です。とはいえチェコのおはなしですので、燕尾服を着ていたりとかなり洋風なカッパさんですが。ヴォドニークは人をおぼれさせる怖いところと人間に親切なかわいらしいところがあります。
あるまずしい家のむすめが川に身を投げたとき、ヴォドニークはむすめをさらって自分の住処である水の館へ連れていきます。そしてヴォドニークはむすめに食事をあたえ、自分に仕えるように言います。水の世界の不思議な美しさ、ヴォドニークがもつ二面性などが鮮やかに描かれた一冊です。
▼『そうべえふしぎなりゅうぐうじょう 桂米朝・上方落語・兵庫船・小倉船より』
たじま ゆきひこ/作 童心社
『じごくのそうべえ』では地獄をしっちゃかめっちゃかにした、そうべえ、ふっかい、ちくあん、しかいの4人が今度は竜宮城へ。サメ(ふか)から逃げてきた4人は竜宮城でおもてなしをうけます。しかし、実は竜宮城はばけものたちのすみかになっていて……。
ぜひ『うらしまたろう』を読んだあとにぜひ読んでいただきたい、そんなゆかいな一冊です。
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