うちどくにおすすめの絵本を紹介します(2024年6月)
こんにちは。図書館からのお知らせです。
毎月23日は取手市子ども読書の日です。家族でうちどくしませんか?
今月はうちどく絵本リストの「わらい」のテーマの絵本から『かさどろぼう』を紹介します。
▼『かさどろぼう』
シビル・ウェッタシンハ/作・絵 いのくま ようこ/訳 徳間書店
かさのない村に住んでいるキマリ・ママおじさんは、町に出かけて一本のかさを買いました。しかし、かさはおじさんが目をはなしている間に誰かに盗まれてしまいました。かさをすっかり気に入ったおじさんは新しいかさを買って帰りますが、またすぐに盗まれてしまいます。負けじとおじさんはかさが盗まれるたびにかさを買いなおします。いったい、おじさんのかさを盗んだどろぼうは誰なのでしょうか。
【雨がふっている日には】
6月に入って雨の日が多くなりました。そんな雨の日にぴったりな絵本を紹介します。
▼『しずくのぼうけん』
マリア・テルリコフスカ/さく ボフダン・ブテンコ/え うちだ りさこ/やく 福音館書店
ある水曜日、バケツからぴしゃんと飛び出したしずくは長い旅をはじめます。しずくはなべでぐらぐらにられそうになったり、ぐんぐん空の上まで行ったり、雲についたと思ったら雨になってぱらぱらと地上へ後戻りしたりといろいろな場所をめぐります。雨の日はあのしずくの旅の途中なのかもしれません。
雨水で川があふれないようにするための施設があります。雨水を入れる大きくて深い穴「立坑(たてこう)」や地下にあるトンネル、水の勢いを弱める「調圧水槽(ちょうあつすいそう)」などこれらの施設をまとめて「地下放水路(ちかほうすいろ)」といいます。この絵本では地下放水路のしくみを分かりやすく説明しています。
■「うちどく絵本リスト」もご覧ください。63冊の絵本をテーマ別にご紹介しています。
■「うちどく」は家庭で読書を通してコミュニケーションを図る取り組みです。
■「よもっと」は幼児向けのうちどくおすすめ絵本通信です。2カ月ごとに発行しています。