元TBSアナウンサー斎藤哲也さんによる「じもと朗読会」を開催しました!
3月21日(土曜)に、元TBSアナウンサーの斎藤哲也さんによる「じもと朗読会」を開催しました。
当日は約70名の方にご参加いただき、賑やかな朗読会となりました。朗読会の様子を少しだけご紹介します。
最初に披露したのは、歌舞伎の演目としても知られる『外郎売(ういろううり)』。アナウンサーなら誰しも発声・活舌の鍛錬のために覚えるのだそうです。
なんと原稿は一切見ずに暗唱されていました。
今から100年以上前に文豪・芥川龍之介が書いた『桃太郎』。皆さんご存知の『桃太郎』も、別の視点に立つと印象が大きく変わります。昔話の違った楽しみ方に引き込まれていきます。
斎藤さんも『ウサギとカメ』のお話をアレンジ。よく知られた展開も、物語の見方を変えることで「そうくるか!」という結末になっていました。
朗読のほか、間違えやすい言葉の正しい使い方についてのお話もありました。
会場からは「へー!」と声が上がっていました。聞いたことがある言葉でも、その由来や正しい意味を知ることで新鮮な気持ちになれました。
最後に斎藤さんと参加者の皆様で集合写真を撮りました!
※プライバシー保護の観点から、一部加工させていただきました
アンケートでは「普段は絶対に選ばない本を聞くことができて楽しかったです」「パート2待っています!」など、たくさんのご感想をいただきました。
以下、皆様からいただいた質問と、斎藤さんからの回答を掲載します。
Q.アナウンサーの原稿は縦書きですか?横書きですか?
A.縦書きです(横書きよりも文字を目で追いやすいため)
Q.リップノイズ(唇や舌を動かす時に起こる雑音)をなくすにはどうしたらいいですか?
A.2点、意識してみましょう。
- 普段から口を縦に開ける(口先だけしか動かしていないと、唇の音がピチャピチャするリップノイズが起こりやすいです)
- 口呼吸ではなく鼻呼吸をする(常に口呼吸で息継ぎをしていると、ブレスノイズと共にリップノイズも起こる場合があります)
Q.大きな声を出そうとしてもうまく出せず、広がってしまう感じがします。
A.おそらく腹式呼吸による発声ができていないため、喉での発声になっていることと、大きな声を出そうと必要以上に意識しすぎて、無駄な力が入ってしまっていることが原因かと思います。リラックスして姿勢を良くして声を出すと、喉だけではなく体が反響板のようになって響く声が出るようになります。
Q.鼻呼吸を身につけるにはどうしたらいいですか?
A.安静な状態でゆっくり大きく鼻から息を吸い、大きなため息をつくように口から「はあー」と出すことから始めると、呼吸が整いやすく、鼻から大きく吸う感覚をつかみやすいと思います。水を口に含んで、鼻で大きく息を吸って長くうがいをする練習も効果的です。
最後に、斎藤さんからいただいたお礼のメッセージを掲載します。
『じもと朗読会』にご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
ハプニングもありましたが、自分が育った地元の皆さんに温かく見守られ、読みやすい空気を作っていただきました。
「せっかく来てくださるのだから、楽しんでもらいたい」と自分なりにあれこれ考えたつもりでしたが、一番楽しんでいたのは、皆さんに支えていただいた僕だったのかもしれません。
第2弾を開催できるように、これからも研鑽を積んでまいります。
それまでの間、皆さんの心に栞(しおり)を挟んでお待ちいただけたらと思います。
