うちどくにおすすめの絵本を紹介します(2018年11月号)
取手市では、平成30年10月から毎月23日を「取手市子ども読書の日」と定め、子どもの読書活動、特に「うちどく」の普及、啓発に努めています。
「うちどく」とは、読んだ本について家族で話をすることです。
「取手市子ども読書の日(毎月23日)の前後の〇曜日は「読書の日」と決めて家族で読書をする」「家族で回し読みする」「親が子どもに、子どもが親に読み聞かせをする」など各家庭の生活に合わせて「うちどく」を楽しんでみませんか。
■「うちどく」の入門編として、絵本をおすすめします。
〈「うちどく」で絵本を読んだ家庭からの感想〉((「うちどく.com」より)
*「6年生になったわが子と絵本を読むことはなかったので新鮮でした。こういう時間もいいものです。」
*「始めて子どもに絵本を読んでもらいました。絵を見ながら話を聞けると、絵本の世界に入っていけてとてもよかったです。」
【今月のおすすめ絵本】
『きょうはなんのひ』(書名をクリックすると、絵本の詳しい情報が見られます。)
2018年11月18日(日)、取手市出身で現在ニューヨークで活躍中の写真家A-CHAN(アーチャン)が、PHOTOワークショップの講師としてふじしろ図書館へやって来ました。
このワークショップでは、参加者が「私の好きな本」をテーマに撮った写真から、それぞれにとってのベストショットをA-CHANと一緒にセレクトしていきました。
参加者1人1人との会話を通して「写真集作りはストーリーで考える」「写真には人柄があらわれる」など、A-CHANのプロフェッショナルな声が聞かれました。
そのA-CHANが「私の好きな本」として紹介したのが『きょうはなんのひ』です。
宝探しのようにわくわくし、まみこのいたずらっこのような笑顔も印象的なこの絵本は、1979年に発行されて以来、図書館でも人気の1冊です。A-CHANにとっても、幼い頃に育った家を思い起こさせる思い出の絵本だそうです。
この絵本を読んだ後は、まみこの一番好きな絵本として文中に出てくる『マドレーヌといぬ』や、同じ絵作者が描いた『はじめてのおつかい』を読んでみるのもおすすめです。
A-CHANが『きょうはなんのひ』から連想して撮った写真は、参加者の写真と共に12月下旬頃からふじしろ図書館のギャラリーにて展示される予定です。ぜひ家族で足をお運びください。
■図書館では、コーナーを設置して「うちどく」おすすめの絵本を多数ご用意しています。
■市立小中学生は学校と市立図書館の連携事業「ほんくる」により、学校図書館の本はもちろん市立図書館の本も、ご家庭のパソコンやスマートフォンを使って予約し、学校で借りることができます。