うちどくにおすすめの絵本を紹介します(2020年7月)

   

案内
2020年07月16日(木曜日)

毎月23日は取手市子ども読書の日です。家族でうちどくしませんか?


今月は、うちどくチラシの最新号(第6号)で掲載中のテーマ「このあとどうなる?!」の絵本の中から「密」な本を3冊ご紹介します。


 


●密度 No.1


ひゃくまんびきのねこ


『100まんびきのねこ』ワンダ・ガアグ/ぶん え いしい ももこ/やく 福音館書店


 


おばあさんのかわりに、ねこを1匹探しに出かけたおじいさんが、「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ、ひゃくまんびきのねこ、一おく、一ちょうひきのねこ」を連れて帰ってきてしまいます。さあ、このあとどうなる?!


ねこの大行列は、池の水を飲みほし、野原の草を食べつくし、まるで大型掃除機のよう。ねこたちはかなり密ですが、1匹1匹の表情やポーズが愛らしく、おじいさんがみんな連れ帰ったわけもわかります。何度も出てくる「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ…」のくだりは聞いてゆかいなフレーズです。読んで、見て、聞いて楽しい絵本です。


 


●密度 No.2


じつはよるのほんだなは


『じつはよるのほんだなは』澤野 秋文/作 講談社


 


実は、夜、本の挿絵たちは本から抜け出しているんです。時々、戻ってこない子がいるので、見張り番のこたろうは大忙し。りすが見つかったと思ったら、今度は桃太郎がいなくなって…。さあ、このあとどうなる?! 


こちらもかなりの密です。目を凝らして迷子たちを探してみてください。


 


●密度 No.3


おまたせクッキー


『おまたせクッキー』パット=ハッチンス/さく 乾 侑美子/やく 偕成社


 


おかあさんがクッキーを焼いてくれました。兄弟2人で食べようとしていたら、玄関から「ピンポーン」。友だちが2人来ました。4人で食べようとしたら「ピンポーン」。また2人来ました。さらに、「ピンポーン」。さあ、このあとどうなる?!


「いったいいくつ食べられる??」と、どぎまぎしている子どもたちの表情に注目です。


 


図書館は、今月23日海の日、24日スポーツの日も元気に開館中!今回ご紹介の本もたっぷりご用意してお待ちしています。ぜひお出かけください。


次号では、テーマ「このあとどうなる?!」の中から、「考」な本を3冊ご紹介します。


 


■うちどくチラシ第6号発行!


テーマ「このあとどうなる?!」の絵本を8+1冊掲載しています。折って、切って、折るだけで、ミニ本になります。Stay Home中の工作としてもどうぞ。ひまわり色のチラシです。


「うちどくチラシ 2020年(令和2)7月号 第6号」のPDF版はこちらからご覧ください(別ウィンドウで開きます)


 


■うちどくって?


うちどくは家庭で読書を通してコミュニケーションを図ろうという取組です。


うちどくの詳細はこちらをご覧ください。


 


■うちどくリスト


うちどくにおすすめの絵本を「わらい」「おしえて!」など7つのカテゴリーに分けて63冊紹介しています。「このあとどうなる?!」の絵本もこちらからどうぞ。チラシには掲載されていない9冊目もありますよ。


うちどくリストはこちらをご覧ください。ご予約もできます。


 


■よもっと(幼児向けうちどくおすすめ絵本通信)


「よもっと」最新号(vol.5)のテーマは「元気が出る絵本」です。


よもっとの詳細はこちらをご覧ください。

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