うちどくにおすすめの絵本を紹介します(2019年5月号)

   

案内
2019年05月21日(火曜日)

毎月23日は「取手市子ども読書の日」です。月1うちどく(家読)生活しませんか?


 


【今月のおすすめ絵本】
令和最初のおすすめ絵本は(初心に帰って?)、みんなが知ってる『ももたろう』です。「何をいまさら…」というつぶやきが聞こえてきそうですが、案外、絵本で読んだことのある人は少ないのでは?


 


最近は、「ももたろうにお供したのは?」に「いぬ、さる、とり」と答える子どももいるのだとか。(何が違うかわかりますか?)ストーリーをだいたい「知っている」からこそ、自分のイメージとの違いにつっこみを入れつつ聞き入る(読みふける)子どもたちも大勢います。


 


「どの『ももたろう』がおすすめですか?」という質問もよく寄せられます。今回ご紹介する松居直・文、赤羽末吉・絵の『ももたろう』は、文のリズム、絵の力強さ共に格別です。ももたろうのたくましさに、こちらまで、力がもりもり湧いてきます。


 


桃の旬はまもなく。その前に、お読み忘れなく!


 


『ももたろう』


1momotaro


(まつい ただし/ぶん あかば すえきち/え 福音館書店)


 


合わせて、『いっすんぼうし』『うらしまたろう』もどうぞ。「知っているようで知らなかった」と、目からうろこまちがいなし。


 


『いっすんぼうし』


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(いしい ももこ/ぶん あきの ふく/え 福音館書店)


 


『うらしまたろう』


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(時田 史郎/再話 秋野 不矩/画 福音館書店)


 


【おまけ】


「絵本以外もすすめて欲しい」とのリクエストにお答えして、1冊ご紹介します。


 


★★★『しあわせの牛乳』


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(佐藤 慧/著 安田 菜津紀/写真 ポプラ社)


 


「牛を牛らしく飼う!」という志を持ち、日本ではほとんど行われていない「放牧酪農」を実現させた、岩手県「なかほら牧場」の牧場長・中洞さんのノンフィクションです。夢のために、どんなことがあっても、自分の志を貫き通した中洞さんのたくましさたるや、ももたろう並!家族で話題が広がりそうな1冊です。


牛らしい牛から搾った牛乳、飲んでみたいなあ。(小学校高学年以上~大人向け)


 


まず★から。なれてきたら★★、★★★も!※2人以上で読むと楽しさが倍増します!



「うちどく」の詳細は、こちらをご覧ください。 


これまでの「うちどく」おすすめ絵本はこちらをご覧ください。


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